ワイヤーが飛び出てきて痛い。
ワックスパックを下記のように使用して下さい。それでも痛いときには診療時間内においでください。
リガチャーワイヤーが飛び出て痛い。
爪楊枝などでそっとアーチワイヤーの下に入れ込むか、ワックスパックを使って下さい。
犬歯のフックが唇に当たって痛い。
八重歯の方の場合、ブラケットに付いているフックが唇の内側とこすれて痛くなる場合があります。この場合もワックスパックを使って下さい。徐々に歯並びが整ってくると当たらなくなります。
ブラケットがはずれた。
現在の矯正治療ではブラケットは歯に直接、接着しています。強い力がブラケットに加わったりすると、歯からはずれる場合があります。はずれてもワイヤーに留めてありますので、落ちるようなことはなくワイヤーに沿ってずれてしまいます。ブラケットが歯ぐきに当たって痛い場合は診療時間内においでください。痛くない場合は電話でお問い合わせ下さい。
バンドが一部分、欠けた。
かみ合わせの関係で、バンドの上の部分が欠けることがあります。舌などが当たって痛い場合は診療時間内においでください。そうでない場合は次の矯正の予約日においで下さい。完全にバンドが裂けてしまった場合などは診療時間内においでください。
バンドの一部が剥がれてめくれてきた。
かみ合わせの関係で、バンドの上の部分が剥がれてめくれてくることがあります。舌などが当たって痛い場合は診療時間内においでください、右の写真の様にめくれた部分を削って舌などに当たらないようにします。
チューブがはずれた。
めったに起こることはありませんが、バンドに溶接しているチューブが剥がれたり、完全にはずれてしまうことがあります。ワイヤーが歯ぐきに当たって痛い場合は診療時間内においでください。痛くない場合は電話で予約を取られて来院されてください。
ワイヤーが曲がってしまった。
左の写真の場合は、矢印の2箇所で曲がっています。曲がったことにより違和感がある場合には診療時間内においでください。そうでない場合は次の矯正の予約日においで下さい。
ワイヤーが折れた。
矯正を始めるときに入れる場合が多い、形状記憶合金(Ni-Ti合金)製のワイヤーは頻度は多くありませんが、時として折れることがあります。その場合は診療時間内においでください。折れた短いワイヤーは奥の方(チューブ)からそっと引き抜いて下さい。できないのなら、そのままの状態でお越し下さい。
オーリングの色が変わってきた。
ワイヤーをブラケットに留める役割のオーリングは口の中で時間がたつと変色します。写真のオーリングはどちらも同じ色(ベージュ)の物ですが、向かって右が新品で左が2ヶ月目の物です。カレーなどは特に変色の原因になるようです。変色が激しいときには交換します。
舌にパラタルバーのあとが付いて痛い。
矯正治療を始めた当初はパラタルバー(右の写真)の圧痕が付いて痛くなる場合があります。しかし、徐々に慣れていき痛みも和らぎます。
歯ぐきがはれた。
矯正治療中は歯みがきが難しくなります。専用の歯ブラシを使って歯みがき指導は毎回、行いますが日頃は本人にきちんと歯みがきをしてもらわなければなりません。怠るとむし歯を作ったり、左の写真のように歯ぐきがはれたりします。あまりにも歯ぐきのはれがひどい場合には矯正治療を中断することもあります。
保定装置のトラブル(保定装置とは本格矯正をはずした後、かみ合わせの安定のために使用する装置です。)
矢印の部分が折れて変形しています。お口の中に保定装置を入れるときに手を使わず噛んで入れようとすると折れ曲がるときがあります。程度がひどいと痛いばかりか作り直す必要があります。
長く使用していると手入れをしていてもこのように歯石が付いて汚損することがあります。程度がひどい場合には作り直しをいたします。
リンガルアーチの部分の名前です。
ワイヤーが出てきた
ガム等を食べたり、歯ブラシや爪楊枝の使い方が悪かったりするとSTロックのフックが飛び出すことがあります。場合により主線が片方だけ、外れてしまうことがあります。ワイヤーが舌に当たって痛い場合や主線が外れた場合は診療時間内においでください。
プレートタイプの矯正装置の場合です。
プレートがゆるくなってはずれる
矢印の部分(唇側線)に爪をかけて外したり、手を使わず舌の吸着力でプレートを外したりすると、左の写真のように唇側線が変形し歯の先端に移動してしまいます。このようになるとプレートは維持力を失い、簡単に外れるようになってしまいます。そのような場合には診療時間内においでください。
矢印の部分(唇側線)が折れてしまいました。型をとりお預かりすることになりますので、診療時間内においでください。
矯正治療中の歯みがき
きれいにみがいている様に見えます。
しかし染め出しをしてみるとブラケットの周り、ワイヤーの下がみがけていません。
このような状態が続くと歯ぐきがはれ、せっかくきれいな歯並びになってもむし歯を作ってしまいます。
矯正治療が終わり装置を除去した状況です。きれいな歯並びになりましたね。しかし矢印のように歯の表面にブラケットを接着したあとがついています。とても残念なことですが、歯みがきが悪いために接着したブラケットの周りのエナメル質が溶けてむし歯になりかけの状況です。
このようなことは避けなければなりません。矯正治療の時には毎回、歯みがきの指導、チェックを行ないますが、ご本人のむし歯予防の努力が欠かせません。
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