問診表を書いていただきます。新型コロナウィールス対策のため当医院では換気に努め、全ての物への消毒に心がけています。入室時には非接触の体温計で体温を測り、37.5度以上ある場合にはご予約をお取り直しします。
入室前のにお子さんへ紙芝居を見せ、これから何をするかをわかりやすく説明し、ひとりで診療室へ入ります。基本的にお子様だけの入室になります。中の様子は待合室のモニターでご覧ください。
小児歯科とはただ子供の虫歯を治すだけではありません。虫歯予防に努め、最終的にはきれいな永久歯を正しい位置に生やし、健康なお口の状態に育てることを目標にしています。そのために、より多くの小さいお子さんを診るために初診の年齢を中学生までと限らさせていただいています。実際に受診されますと、歯科医師または資格を持った歯科衛生士がお口の中の診査を行い必要ならばレントゲン撮影(注:1)をします。当医院では、通常の健診、X線診断の他に、むし歯の深さを相対的に測る機器(ダイアグノデント)を活用しています。小児歯科では経年的にお口の中の変化に気を配る必要があります。そのためにデジタルカメラでお口の中を撮影し、保存します。必要なときに、いつでも以前のお口の中との変化を比べることができます。
お口の中の状態、治療の仕方、小児歯科のシステムについて納得いただけるように必ず院長がiPadを使いわかりやすく説明を致します。受診初日はお子様に診療室の雰囲気に慣れてもらうという意味と、保護者の予防意識の向上のために個別で歯科衛生士による予防指導を30分〜40分程行います。お口の中をむし歯ができにくい環境にすることが先決です。歯の生え方に適した新しい歯ブラシを差し上げますので実際にその場で磨いていただきます。使用した歯ブラシはお持ち帰りください。痛いなどの緊急を要する場合はもちろん処置から行います。
治療に際しては円滑に治療を進めるためにも歯科治療を正しく理解させ、痛くない治療、こわくない治療を目指し最善の方法で行います。診療室内ではなるべく子供の視線で話しかけ、リラックスさせるように心がけています。当医院では子供と私どもの信頼関係を築くために母子分離が原則です。しかし、お母様方の不安を取り除くために診療室内にはテレビカメラが設置してあり、待合室のモニターで中の様子を見ることができます。
初めて治療する場合は何かと不安です。そこで少しでも不安感を取り除くように説明し、治療器具を見せ、音を聞かせ、危険のないものは触らせます。治療の途中でも手鏡を使い実際に見てもらいます。治療の際には危なくないようにお口にゴム製のマスク(ラバ-ダム)を付けて治療します。お子様の治療では必需品です。暴れ方があまりにも激しい場合には危険防止のために体を固定する場合もありますので、ご了承ください。初診時に立てた治療計画にそって最善をつくします。治療をするだけではなく適切な時期に予防処置を行います。毎回、保護者の方へ処置部位、処置内容、注意事項をご説明します。3〜6ヵ月の間隔でそれぞれのお子様に適した時期に葉書でお知らせし、定期診査を行います。歯科衛生士または歯科医師が診査し、現在のお口の中の状態をご説明します。不正咬合がある場合(歯並びに問題がある場合)には適切な治療時期をお知らせします。お子様の励みになるように定期診査でお口の中の状態が悪くなっていない場合にはごほうびとして写真を撮ってさしあげています。お持ち帰りください。
麻酔を使って治療した場合、その麻酔によるしびれが治療後も2時間前後残っています。お子さんはそのしびれている所を気持ち悪がったり、また痛くないものですから唇や頬を噛んだり、爪で傷つけたりします。麻酔がさめるまでは何も食べさせない様にしてください。もし写真の様に噛んだり傷つけた場合には、お薬を塗り、投薬しますのでご連絡ください。噛んで2日後くらいには噛んだ部位の表面に白い膜が形成されています。(よくある質問コーナーへ写真を掲載しています。)この膜は無理にはがさないでください。治癒が遅れます。白い膜は自然にはがれ、1週間ほどで治癒します。
お子様の歯と口の健診や治療においての保護者の方に、より良い治療のためにご協力をお願い致します。私たち歯科診療に携わる者は、お子様の健やかな成長を心から願っています。私たちがとても残念に思うのは、『歯医者さんは痛いところ』という先入観があることです。確かに歯の治療にまったく苦痛がないわけではありません。でも痛みを抑えたり、やわらげたりする方法がありますし、お子様が安心できるようにとスタッフは様々な工夫をしています。 どうぞふだんから「歯医者さんでイタイイタイしてもらいますよ」とか「そんな悪いことをする子は歯医者さんに連れて行きますからね」などのように、お子様をおどかす表現はならさないようお願い致します。もし、お子様が「歯が痛い」と訴えた時には、優しく、「口の中のばい菌を退治してもらいましょうね」などの言葉をかけてお連れ下さい。また、子どもの歯と口の健康管理は、予防と早期発見・早期治療が基本です。成長に合わせて診てもらうことで病気を防ぎ、むし歯のない子、よく噛んでしっかり食べられる子に育てましょう。また、お子様にはうそをついて歯科医院に連れてこないようにしてください。我々スタッフはお子様との信頼関係を築くように努力しております。治療が必要な場合でも理由を話して励ましながら処置を進めます。小児歯科はこわいところではありません。当医院では少しでも子供達が気軽に来られるように屋外にプレイコーナーを設置しております。
「ゆきなり小児・矯正歯科のご案内」をに掲載しております。よろしければそちらもご覧ください。
むし歯の深さを測る機器(ダイアグノデント)
当医院では、通常の健診、X線診断の他に、むし歯の深さを相対的に測る機器(ダイアグノデント)を活用しています。痛みもなく、歯の表面の変化を発見し、数値化して正確な診断の手助けをします。ダイアグノデントは、判断が困難な、あるいは、発見が不可能な、歯の表面の変化を早期の段階で認識出来ることを可能にしました。ダイアグノデントの使用により、局所的な治療(歯を削りすぎない治療)を施すことができ、それが患者さんの歯質の保存につながります。また定期健診に利用し、その数値を比べることにより、お口の中がむし歯ができやすい環境かどうかの判断の材料にもなります。
チップの先端より弱いレーザー光線が出ています。●奥歯の溝における診査診断の改善 ●どんなに小さな歯質・歯面変化も 早期・初期段階で発見●精密な治療行為の質の向上 ●適切な予防処置の確認●シーラントを施した歯も診査診断が 可能 ハンドインスツルメント(探針)を使用する場合、 通常しずく形状の裂溝(奥歯の溝)の探査不可能です。 レーザー光線が極小の到遠経路を通って反射し、しずく形状の奥歯の溝でも測定が可能です。
チップの先端より弱いレーザー光線が出ています。●奥歯の溝における診査診断の改善 ●どんなに小さな歯質・歯面変化も 早期・初期段階で発見●精密な治療行為の質の向上 ●適切な予防処置の確認●シーラントを施した歯も診査診断が 可能
ハンドインスツルメント(探針)を使用する場合、 通常しずく形状の裂溝(奥歯の溝)の探査不可能です。
レーザー光線が極小の到遠経路を通って反射し、しずく形状の奥歯の溝でも測定が可能です。
笑気吸入沈静法でリラックス
酸素にほんのり甘い香りがする笑気という気体を混ぜて、鼻から吸ってもらう方法で、吸入中は、歯を削るなどの不快な振動や注射の痛みもあまり気にならなくなり、ゆったりした楽な気分で時間のたつこともわすれて治療を受けていただくことができます。恐怖心が強い場合、多動の場合、嘔吐反射が強い場合に効果的です。
効果の発現と消失は極めて速やかです。吸入させると速やかに効果を表し、中止すれば直ちに排泄されるという性質を持っています。吸入中止後数分で帰宅可能となるのはこのためです。
歯のX線撮影1回で受ける被曝量は、胸部X線撮影の1/10と言われています。普段生活していてあびる年間の自然放射線による被曝は1回の胸部X線撮影の10倍の線量です。つまり年間に歯のX線撮影を100回撮影された時、1年間に自然放射線を被曝したのと同じことになります。当診療所でも高感度のフィルムを使用しています。ですからあまり被曝のことを心配されることはありません。 飛行機に乗るほうがよほど放射線を浴びますよね。 「むし歯を予防することは可能です」がんや生活習慣病の予防は難しいのですが、虫歯の予防は簡単です。治療を繰り返していったことでむし歯の部分がどんどん人工物に置き換わっています。つまりむし歯を削って詰めれば詰めるほど、天然の歯は失われていくのです。その結果、治療をする度に健康な歯の部分はどんどん減っていき、50歳前後で歯を抜くことになってしまいます。そのサイクルを壊すためにもまずはお口の中をむし歯ができない環境にすることが大切です。小児歯科ではそのお手伝いをすることができます。 目 次 ホーム院長紹介、メールむし歯はどうやって治療する?幼児の歯みがきワンポイント染めだしをしてみようフッ素、シーラントについておやつを考えよう乳歯を抜く必要がある?過剰歯(かじょうし)はどうして抜く?ケガをしてしまった、どうしよう!タバコの害から子どもを守る乳歯の反対咬合(ムーシールドのご紹介)認定歯科衛生士ご存知ですか?ようこそ矯正歯科へ不正咬合の治療例矯正歯科の料金矯正治療、こんな時どうしようよくある質問コーナー親子のひろば、教えて歯医者さん(フリーペーパーに執筆したもの)はは歯クラブ便り ダウンロードのページ
歯のX線撮影1回で受ける被曝量は、胸部X線撮影の1/10と言われています。普段生活していてあびる年間の自然放射線による被曝は1回の胸部X線撮影の10倍の線量です。つまり年間に歯のX線撮影を100回撮影された時、1年間に自然放射線を被曝したのと同じことになります。当診療所でも高感度のフィルムを使用しています。ですからあまり被曝のことを心配されることはありません。
飛行機に乗るほうがよほど放射線を浴びますよね。
「むし歯を予防することは可能です」がんや生活習慣病の予防は難しいのですが、虫歯の予防は簡単です。治療を繰り返していったことでむし歯の部分がどんどん人工物に置き換わっています。つまりむし歯を削って詰めれば詰めるほど、天然の歯は失われていくのです。その結果、治療をする度に健康な歯の部分はどんどん減っていき、50歳前後で歯を抜くことになってしまいます。そのサイクルを壊すためにもまずはお口の中をむし歯ができない環境にすることが大切です。小児歯科ではそのお手伝いをすることができます。
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